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<プロが教える!初心者でも使いやすい水草「アナカリス(オオカナダモ)」のレイアウト術>
水の中を水流に任せて揺らぐ水草は、見ているだけで心が癒される気持ちになりますよね。
そんな水辺の風景を日常で感じられる物がアクアリウム水槽です。
そんなアクアリウム水槽の中で魚と供に重要なレイアウトを構成するアイテムである水草の中でもよく使われる水草、アナカリスの特徴とレイアウトをする際に気を付けた方が良い点をお伝えします。
形態:有茎水草
分布:南米
水温:15~27℃
水質:弱酸性~弱アルカリ性
底床:川砂、大磯砂、南国砂など
オオカナダモとも呼ばれる事のあるポピュラーな水草です。
金魚藻として扱われる事もあるようで、そのせいなのか、我が家のアナカリスは金魚に葉を摘まれて、食べられてしまっている物もあります。
水中でどぐろを巻くように繁茂し成長速度も比較的早いタイプです。
グリーンが強いので、水の中でキレイに映えます。
成長速度が早いという特徴がありますが、実はこれが少し曲者。
茎の節の間が間延びし、見た目があまり良くない状態になったり、せっかく整えた水草レイアウトの景観を他より早く伸びてしまう為に崩してしまう事もあります。
そこで、適度な長さで常にトリミング(茎を切る)してやり調整をする事で、長い間楽しむ事が出来ます。
切った水草はそのまま底砂に刺せば、再生力が非常に強く、茎のどこからでも根が出る性質なので、伸びてきた物は適当な長さでカットし植え直す事で、数を増やして行く事も出来ます。
適応水温も幅広く、茎は折れやすいですが再生力が強い特性があるので、初心者向きな非常に便利な水草です。
これらの特徴を活かし、水草の後ろの方にも使えますし、トリミングでカットした短い部分は水槽の中央や前の方に植え込んでも使えるまさに万能水草ですね。
ポイントになる水草をいくつか植え込み、全体のボリューム感を出す為にアナカリスを前、中、後とバランスよく植え込むだけで、結構見応えのある水草水槽が出来ますよ。
お値段も手頃で入手もし易く、金魚、メダカから熱帯魚まで幅広くマッチする水草なので、お部屋のインテリアにアナカリスを中心とした水草水槽はいかがですか?
※画像は神畑養魚場様よりお借りしております。