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2015年。皆様にとってはどのような一年だったでしょうか？
良かった方も、いまいちだった方も来年は当たり年になりますようにという思いを込めて、今年最後に紹介する魚は、エサの取り方が特徴的なこちらの魚です。
【アーチャー・フィッシュ（テッポウウオ）】
分類：トクソティ科
原産地：インド、フィリピン
サイズ：20～30ｃｍ
水質：弱アルカリ性～アルカリ性
水温：20～25℃
エサ：生き餌、人工飼料
非常に特徴的なエサの取り方をする魚です。その性質から日本では「テッポウウオ」の名前で広く知られている魚です。
水面近くを泳ぎ、口から水鉄砲を吹きかけて陸上の昆虫などに当て、水面に落として捕食します。その姿を見れば、子供などは大喜びでしょうね。室内で飼育する場合はフタは絶対条件です。もし忘れると、水槽の回りが水浸しになってしまうかも。（笑）
アーチャーとは弓を射る者の意味で、まさにエサを取る姿は弓を射るような感じですね。日本ではその姿が鉄砲を撃つ姿に見える事からテッポウウオと付けられたんでしょうね。
水鉄砲ですから、個人的にはテッポウウオの方がしっくり来ますね。
もう一つの特徴は、この魚が汽水域に生息する魚であるという事です。淡水と海水が入り混じった場所に生息している為、水槽内のレイアウトに水草を多く使う事は出来ません。岩を組み合わせたり、海水魚のようにサンゴなどでレイアウトを組んで下さい。
ショップで購入する際は、他の淡水魚と一緒に水槽に入れられている物より、しっかりと汽水魚だけで飼育されている物を選んで下さい。
汽水域を再現する為には、飼育水に若干塩分を含ませる必要があるので、どちらかというと中級者向けの魚です。
混泳は、小型の魚は食べてしまうので、中型の魚で汽水域に生息する魚を選びます。ミドリフグなどはオススメです。
目も大きく、体長も大きくなる魚ですが非常に愛らしい姿なので、アクアリウムに慣れてきたらチャレンジしてみたい魚ではないでしょうか？
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